2014年09月23日

漢方のお話し23(女性の体力、気力の改善)

女性の体力、気力を改善する目的で使われる漢方薬のお話です。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
一般的に女性に用いることが多く、色白で冷え症、やせ型で体力のあまりない人に向く漢方薬です。
体の疲れ、冷え性、貧血症状、生理不順、生理痛、生理前後の不快症状、不妊症、むくみ、頭痛、めまい、肩こり、更年期障害などに広く使われます。

6種類の生薬からなります。
当帰と川芎:血行をよくして貧血症状を改善し、体をあたためる作用
芍薬:生理痛や肩こりなどの痛みをやわらげる
蒼朮、沢瀉、茯苓:漢方の代表的な利尿薬で、むくみ症状を改善します。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)
疲れやすく、イライラや不安感をともなうときに向きます。
手足の冷え、のぼせ、生理不順、生理痛、頭痛、肩こり、倦怠感、不眠、神経症、更年期障害や自律神経失調、月経前緊張症などに使われます。

10種類の生薬からなります。
柴胡:消炎作用、鎮静作用
当帰、薄荷:血流を良くして体をあたためる
山梔子:胸苦しさを緩和する
牡丹皮:瘀血を取り除く。ほてりを改善する。
芍薬:痛みをやわらげる
蒼朮、茯苓:無駄な水分を取り除く
生姜:体を温め、新陳代謝機能を高める作用
甘草:緩和作用

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
血行をよくして熱のバランスを整えることで、のぼせや冷えを改善し、子宮などの炎症をしずめます。
生理不順や生理痛、頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、足の冷え、更年期障害に適します。
そのほか、子宮内膜症や筋腫、ニキビやシミ、しもやけ、痔、打ち身、肝臓病などにも用いられます。

5種類の生薬からなります。
桂枝(桂皮):健胃作用、発散作用
芍薬:痛みをとる
茯苓:気分を落ち着け、余分な水分を取り除く
桃仁、牡丹皮:血液循環をよくする。瘀血を取り除く。


posted by たびのくま at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然の力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/405872605
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。