2014年08月27日

漢方のお話し13(緊張感)

抑肝散(ヨクカンサン)

神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の緊張をゆるめて、心と体の状態をよくします。
イライラ感や不眠などがある時、さらには認知症や躁うつ病などの補助薬としてに使われます。

子供の夜なき、ひきつけなどに適応します。いわゆるカンの強い子供にも用いられます。母子同服といって、お母さんも一緒に服用します。

イライラ感と言っても、外に向かうものばかりではなく、ぐっとこらえて噛み締める時に、この漢方は有効です。

ブラキシズム(歯ぎしり・喰いしばり)は、精神的ストレスによる大脳皮質や辺縁系および自律神経系の異常興奮が原因で起こると考えられ、主に睡眠時のグラインデイング(いわゆる歯ぎしり)、昼間無意識に行うクレンチング(強い噛みしめ)、タッピング(上下の歯をカチカチ
と噛み合わせる)があります。
主な症状は、肩や首の痛みと凝り・頭痛・側頭部や顎関節や顔面の疼痛・胃の不快感・咽頭や食道の異常やゲップ・目の奥の痛み・ふらつき感や耳鳴りなどがあります。

 柴胡(サイコ):熱や炎症をさまし、腹直筋など筋肉の緊張をゆるめる働き

 釣藤鈎(チョウトウコウ):脳循環をよくする作用

 蒼朮(ソウジュツ):水分循環を改善する

 茯苓(ブクリョウ):水分循環を改善する。気分を落ち着けたり、動悸を鎮める。

 当帰(トウキ)、川芎(センキュウ):血行をよくして貧血症状を治す働き

 甘草(カンゾウ) :緩和作用



抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)

気分を落ち着かせ食欲不振や吐き気にもよい陳皮(チンピ)と半夏(ハンゲ)が加えられて、悪心・嘔吐、腹部膨満感などを伴う胃弱の方でも服用できます。


posted by たびのくま at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然の力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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