2011年10月16日

敏感肌スキンケア

スキンケアの勉強会に行きました。
皮膚は薄いのに複雑な構造です。
花王のみなさま、ありがとうございます。

1.肌の構造
肌は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」と3層状に分かれています。厚さは部位によって0.6mm〜3mmと異なっていますが、平均すると2mm程度です。その中で表皮は、わずかに0.2mm程です。表皮はさらに4層に分かれ、表皮の一番外側に位置する角層は、たった0.02mmです。

2.角層の役割
この角層は、肌を外部の刺激から守る上で最も重要な役割を果たしています。
皮膚の潤いは、主に角層の周辺にある「皮脂」「NMF」「セラミド」の3つの要素で保たれています。
1)皮脂
皮膚を覆って体内の水分の蒸発を防ぐ「油の膜」のようなものです。
2)NMF
「天然保湿因子」と呼ばれ、アミノ酸を代表とする「水となじみやすい性質を持つ物質」のことです。このNMFが細胞の中で水分を保っています。
3)セラミド
細胞間脂質の半分以上を占める「セラミド」は、細胞と細胞の間で水分を保持する役割と同時に、細胞同士をつないで、外的刺激の侵入を防ぐ役割をしています。


3.乾燥とかゆみ
 皮膚が乾燥すると肌を外部の刺激から守る角層の機能が低下し、敏感になるため、かゆみがでます。敏感肌では、通常は真皮表皮境界部に多く存在する神経線維が、表皮内の角層直下まで侵入していることがわかっています。


4.治療と予防
 皮膚の炎症が強い時には外用の抗炎症剤や内服の抗アレルギー剤を用います。炎症が抑えられた時にはスキンケアを継続することが大切です。
1) 白色ワセリン→表面の皮脂膜の働きを補う
2) ヘパリノイド、尿素→NMFの働きを補う
3) セラミド→細胞間脂質の働きを補う(花王キュレルの成分の1つです)


5.注意点
1)皮膚を洗ったり、スキンケアする時には、皮膚が動かないくらいの力でやさしく行うとよい。
2)体を洗うときは力が入り過ぎないように、円を描くように手を動かして洗うようにする。
3)洗った後は、すぐに保湿剤をつける。
4)紫外線防御はたっぷりとつける。紫外線散乱剤の他に紫外線吸収剤が配合されているものがあるが、敏感肌には紫外線散乱剤のみが含まれているものが望ましい。

posted by たびのくま at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 生命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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