2011年01月09日

腎臓病

腎臓病がテーマの講演を聴いてきました。

尿が腎臓で作られるとき、まず糸球体でろ過されます。
糸球体は微細な血管が球状になっている部分のことで、
片腎に100万個あります。

糸球体には50mmHgの圧力が加わっています。
原尿は1分間に約100mlだから、1日で144Lです。
これが尿細管で再吸収されて1日尿量は1.4L程度となります。
腎臓はとても働き者の臓器です。

腎臓では昇圧ホルモン(レニン)を分泌して血圧のコントロールも行っています。
さらに血液の酸素濃度を感知して造血ホルモン(エリスロポエチン)を産生して
貧血をコントロールしています。

透析患者数は2010年には世界で210万人、日本で30万人です。

2002年に米国でアルブミン尿・蛋白尿や腎機能低下が3ヶ月以上継続する場合は
慢性腎臓病(CKD)と診断することが提唱され、
その後日本人のための推算糸球体濾過量(eGFR)計算式を作成し調査した結果、
日本人の慢性腎臓病(CKD)患者は、1350万人(人口の11.2%)でした。
とても多いです。

自覚症状が無いため、検診で尿タンパク測定し、
早期発見・早期治療することが大切です。

また、高血圧や糖尿病により血管の状況が悪くなるため、
糸球体にも悪影響があります。

腎臓を長持ちさせるには、
高血圧や糖尿病の治療が不可欠です。

posted by たびのくま at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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