2014年08月16日

漢方のお話し3(漢方とは)

6世紀頃中国から医学が伝来して以来、日本の医学として発展していました。
江戸中期にオランダから西洋医学が伝えられ、蘭法と呼ばれました。明治時代には西洋医学を日本の医学とする制度が定められました。蘭法と区別するために従来の医学を漢方、漢方医学を行なってきた医師を漢方医と呼び、漢方医学は制度の上で危機に瀕しました。

第二次大戦後、漢方専門医が結集して日本東洋医学会を設立し、漢方医学の発展に努めています。
漢方医学は中国では中医学、韓国では韓医学と呼ばれ、世界的には伝統的中国医学の名称で呼ばれています。
漢方は日本漢方のことで、Traditional Japanese MedicineまたはKampo Medicineと英訳されます。

漢方の発想は、心と体は不可分であり患者の苦痛を身体の症状を見ながら治療法を探るという考え方です。昨今は統合医療が重視されつつあり、漢方の効果が見直されてきています。
また、漢方の発想には「未病の治す」という考え方もあり、予防医学としても役立っています。
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漢方のお話し2(漢方の魅力)

漢方は長い歴史の中で、生薬を足し算して患者さんに対しての使用経験を積み、新しい薬を作っています。

新見正則医師は漢方の魅力を妖怪と捕らえています。
例えば柴苓湯という薬は小柴胡湯と五苓散を合わせたもので12の構成生薬からなります。
柴苓湯の免疫抑制作用について、マウスに移植した心臓の拒絶反応を抑制する日数を調べる実験を行いました。その結果12の構成生薬のどの1つが欠けても柴苓湯のようには効き目が出なかったという結果を得ました。
『本当に明日から使える漢方薬』新見正則著、新興医学出版社より引用
posted by たびのくま at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然の力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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